ベトナムの文化や食を通じ、理解と交流を深めるイベント「ベトナムフェスタin神奈川2016」が29日、横浜市中区で開かれた。30日まで。
県内に住むベトナム人が1万人を超えるなど、神奈川と同国の関係は年々深まっている。初開催だった昨年は、2日間で40万人が来場。今年は県庁と日本大通りに加え、象の鼻パークも会場になった。民俗芸能の水上人形劇などベトナム文化の体験や、さまざまなセミナー、飲食物などが楽しめる。
29日は、日本大通りに設けられたステージで、ベトナム人モデルによるアオザイショーや、留学生による「よさこい」などを実施。県庁で行われたスピーチコンテストでは、「江の島で魚の泳ぐ姿と花火に癒やされた」「桜木町は季節ごとに異なる魅力がある」など、留学生が日本語で神奈川の魅力について語った。よさこいの参加者(19)は「ベトナムでも練習していた。ステージはちょっと心配だったが、だんだん慣れました」と笑顔だった。
30日は午前10時から午後5時まで開催される。