暗い図書館内でボランティアと職員が怪談を朗読する夏恒例のイベント「図書館の怪談」が18日、伊勢原市田中の同市立図書館で開かれる。
骸骨のランタンや火の玉の絵が飾られる中、安曇潤平さんの「三途のトロ」、松谷みよ子さんの「たべられたやまんば」など3話が披露される。朗読中に沢の音やセミの声が流れ、スクリーンに山の写真を映すなど、臨場感ある空間で恐怖を体感できる。担当者は「異空間のような図書館で3話の世界観を楽しみ、夏を涼しく過ごしてほしい」と呼び掛けている。
午後2時から同4時まで。入場無料。対象は小学生以上で、電話または1階カウンターで申し込む。定員60人で、来場者には手作りのちょうちんが配られる。問い合わせは、同館電話0463(92)3500。