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やくみつる語る 「ワイドショーMCに必要なのは“毒使い”の才」

話題 | 神奈川新聞 | 2016年10月28日(金) 11:53

やくみつる語る 「ワイドショーMCに必要なのは“毒使い”の才」(写真:女性自身)
やくみつる語る 「ワイドショーMCに必要なのは“毒使い”の才」(写真:女性自身)

 各局が視聴率でしのぎを削る「ワイドショー」。その勝敗を大きく左右するのが“番組の顔”であるMCだ。そこで本誌は、ワイドショーのメイン視聴者である、35~55歳の主婦100人に緊急アンケートを実施。13人のMC(局アナMCは除外)をどう評価しているのか。その“力量”を採点してもらった。

 評価項目は1.好感度、2.仕切り力、3.知識力、4.アナウンス力、5.毒舌度−−以上を各5点満点で採点。そして好きなMC、苦手なMCを調査した。それぞれのベスト3は次の通り。

■好きなMC
【第1位】井ノ原快彦/『あさイチ』(NHK)
【第2位】羽鳥慎一/『羽鳥慎一 モーニングショー』(テレビ朝日系)
【第3位】加藤浩次/『スッキリ!!』(日本テレビ系)

■苦手なMC
【第1位】坂上忍/『バイキング』(フジテレビ系)
【第2位】小倉智昭/『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)
【第3位】宮根誠司/『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ系)

 その結果を受け、ワイドショーでコメンテーターとして目にする機会も多い、漫画家のやくみつるさんが「ワイドショーMC」について解説してくれた。

 「本音で言えばワイドショーのMCは、テレビ局の意向も無視するぐらい、型破りなほうがいいに決まっています。理想はトランプ氏のような人物(笑)。だけど、なかなかそうはいかないのが日本のテレビ局。どれほど抗えるかにもよりますが、日本のMCはみんな大人なので、坂上忍くん、加藤浩次くんですら、そこまでは言わない。つまり常識の範囲内でどこまでやれるかが、MCの評価につながるのではないでしょうか。

 そもそもワイドショーのMCは2タイプに分かれます。ワンマンのトークショーにするタイプと、コメンテーターに振って、話題を回していくタイプ。前者は宮根誠司さん、小倉智昭さんで、後者は『ひるおび!』(TBS系)の恵俊彰くん。本来は2つのジャンルに分かれているものを、『ワイドショー』という大きなくくりでやっているわけですから、同じ土俵で評価するのは酷だと思いますね。

 私がMCに求めるのは“好感度”より“毒舌度”。毒舌の多くは正論です。ワイドショーを見ている人には、『心の中の毒をどれだけ解放してくれるか』を期待している面もある。つまり見ている人たちのほうが、よっぽど毒づいているわけです(笑)。

 今のMCはかなり毒を抑えています。でも、毒を吐く役割はコメンテーターに振ればいい。そうすると番組自体もMCも、毒づいている印象になる。MCは誰でもなれるポジションではありませんし、何年も続けるわけですから、めったな発言はできません。だから、『そこは捨て駒である我々がやりますので、どうぞ振ってください』と(笑)。

 自分が吐きたい毒をゲストに言わせる。MCにはそういう才能が必要ですね。四角四面の仕切りをしていたら、毒づきたくても毒づけない。私は“毒づきの間づくり”ができるMCを求めます(笑)」【女性自身】

「カナロコ」は、読者に幅広いコンテンツを提供するため女性週刊誌「女性自身」との提携を開始しました。女性誌の視点からみた政治や経済。関心が高い教育、そしてグルメ、芸能まで多岐にわたり情報を配信していきます。

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