横浜の魅力を満載した季刊誌「横濱」、最新号の特集は「京急線が好き」。京浜急行電鉄は今年2月、会社創立から120周年を迎えた。本社機能も来秋、都内から横浜・みなとみらい21(MM21)地区に移転する。
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季刊誌では京急線の歴史のほか、横浜市内の走行区間、鶴見市場-金沢八景間の沿線の見どころも紹介。子安駅周辺、日ノ出町駅から野毛へ、杉田駅周辺など8地域を取り上げている。「京急線沿線の食文化」は神奈川新聞で「かながわ定食紀行」を連載する今柊二さんが執筆し、多彩な魅力に触れている。
ベテラン鉄道マンが線路のポイントや信号を操作する「金沢文庫駅信号扱所」のルポ、京急を含めた鉄道6社が乗り入れる「横浜駅の成り立ち」など読み物は多い。作家荻野アンナさんが商店街を訪ねる連載でも、生麦駅前の「生麦駅前通り商友会・岸谷商栄会」を掲載している。
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