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往時の帆かけ船再現 相模原、親子ら伴走舟で見守り

話題 | 神奈川新聞 | 2018年8月6日(月) 02:00

風を受けて相模川を進む帆かけ舟(右)と見学者を乗せた伴走舟 =相模原市南区磯部
風を受けて相模川を進む帆かけ舟(右)と見学者を乗せた伴走舟 =相模原市南区磯部

 相模原市南区磯部の相模川で5日、復元された帆かけ舟の実演会が行われた。猛暑の中、川面を静かに走る舟の様子を見物客が伴走舟に乗って見学し、水辺の涼しさを楽しんだ。地元有志でつくる相模原市磯部民俗資料保存会(川崎光司会長)の主催。

 保存会副会長の野頭重一さん(70)によると、帆かけ舟はかつて相模川上流の河原の玉石を下流の茅ケ崎方面に運んだり、生活物資を運んだりする役目を担っていた。戦後に姿を消したが、昭和50年代に野頭さんの近所の家で帆かけ舟の帆が見つかり、野頭さんの父謙一さん(故人)らが復元した。

 同会は帆かけ舟の歴史を伝えようと、毎年夏に実演会を開催。現在の舟は、2013年に新たに造ったもので全長約8メートル、幅約1・5メートル。長さ約5メートルの帆柱を立て、約4メートル四方の帆を上げる。

 この日の実演会では、舟はいったん下流へ移動したが船頭が帆を上げるとすぐに南風を帆にはらみ、音もなく上流へと向かった。家族で訪れた同市緑区の女児(10)は「川の上は風が吹いて涼しかった。あまり揺れなかったから怖くなかった」と伴走舟の乗り心地を楽しんだ様子。母親は「相模川の昔からの伝統を子どもたちに学んでほしい」と話していた。

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