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新型コロナ
知的障害者の絵画展、ネットに活路 動画で臨場感演出も

話題 | 神奈川新聞 | 2020年4月20日(月) 11:55

インターネット展示会に向けて制作に励むアーティスト=川崎市幸区(studio FLAT提供)
インターネット展示会に向けて制作に励むアーティスト=川崎市幸区(studio FLAT提供)

 自宅でアートを楽しもう─。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、知的障害のあるアーティストの創作活動を支援する川崎市幸区のNPO法人「studio FLAT(スタジオフラット)」は5月1日から、「インターネット ギャラリー フラット展」と題して、所属作家の絵画作品をホームページ上で無料公開する。

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 同法人は、アトリエとギャラリースペースを兼ね備えるなど、アート制作に特化した生活介護事業所を今年元日にオープン。現在は7人の作家が在籍しており、座席の間隔を広げ、換気を徹底するなど感染防止策を講じた上で、自分たちのペースで展示に向けた創作に励んでいる。

 今回のネット展示会では、7人それぞれの新作を含む20点余りを公開。色鮮やかな抽象画や動物のポップなイラストなど、個性豊かな作品が楽しめる。制作風景を撮影した写真も添えるほか、作品をギャラリースペースに展示した様子を写した動画も配信し、実際に展示会を訪れた気分が味わえる。気に入った作品は購入することもできる。

 同法人の大平暁理事長は「アーティストたちも『こんな状況だけどアート制作で乗り切ろう』と張り切っている。みんな不安な中で日々を過ごしていると思うが、その不安をアート作品で少しでも解消できたらうれしい」と話している。

 問い合わせは、同法人電話044(200)4664。

 
 

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