地元の特産品がそろう「ふじさわ元気バザール」が23日、藤沢駅北口のサンパール広場で開かれ、家族連れなどでにぎわった。藤沢市商店会連合会や藤沢商工会議所などでつくる実行委員会の主催。4回目の今年は初めて出店者を募集、隠れた“名店”を含む40ブースが並んだ。
物品エリアでは、木材加工業会社「La Muga」が丸太の輪切り皿を販売。同社が開発した乾燥しても割れが入らない丸太の加工方法に注目が集まった。食品コーナーでは、北口南仲通り商店街で親子3代にわたり菓子屋を営む「松月堂わびすけ」の人気商品「生ドーナツ」を求める客の列ができた。
実行委メンバーで、同商工会議所専務理事の金井正志郎さんは「市内には、素晴らしい商品や製品をつくる会社がたくさんある。隠れた名店を掘り起こし、バザールを新たなビジネスチャンスの場にしていきたい」と話す。来年以降も継続開催していくという。