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全国の社史、一堂に 県立川崎図書館でフェア

話題 | 神奈川新聞 | 2018年7月6日(金) 02:00

最新の225点がそろった社史フェアの会場=川崎市高津区の県立川崎図書館
最新の225点がそろった社史フェアの会場=川崎市高津区の県立川崎図書館

 全国の企業が2017年に刊行した社史225点を集めた「社史フェア2018」が、川崎市高津区坂戸のかながわサイエンスパーク(KSP)西棟の県立川崎図書館で開かれている。業種、規模、地域は多様で、社員食堂特集など読ませる工夫が随所にあり、一般の来場者や企業の担当者でにぎわっている。

 会場のカンファレンスルームに並ぶ社史は、有名企業や地方に根を張る中小企業、経済団体などから寄贈された。図書館が1点ごとに内容の特徴を示す説明書きを付けた。

 読み応えのある企画があり、「JR西日本30年史」は重大事故や廃止路線を特集。兵庫県淡路市に本社がある高速攪拌(かくはん)機メーカー「プライミクス株式会社90周年記念社史」は、社食にこだわるユニークな企画を展開した。

 新聞・出版関係の社史も多く展示。群馬県の「上毛新聞社130年史」は創刊号をカバーに使用、宮城県を拠点とする「河北新報の百二十年」は東日本大震災を詳細に記録した。

 フェアを担当する同図書館の高田高史さんは「最新の社史がこれだけのボリュームで読めるのはここだけ。川崎ゆかりの企業もあり郷土史として役立つ。販売目的の製作ではなく自由なアイデアが面白い」と来場を呼び掛ける。

 フェアは7日まで(午前10時~午後5時)。入場無料。問い合わせは、同図書館電話044(299)7825。

 
 

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