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北原白秋童謡100年 ゆかりの小田原市が「大使」創設

話題 | 神奈川新聞 | 2018年6月30日(土) 16:17

加藤市長(左から4人目)とポーズを取るボニージャックスとベイビー・ブーのメンバーたち=小田原市生涯学習センターけやき
加藤市長(左から4人目)とポーズを取るボニージャックスとベイビー・ブーのメンバーたち=小田原市生涯学習センターけやき

 多くの童謡を世に送り出した詩人・北原白秋(1885~1942年)が小田原に居を構えてから今年が100年になるのを記念し、小田原市は白秋ゆかりの地をPRする「童謡大使」を創設した。任命されたのは、白秋作品を60年歌い継いできた男性4人組の「ボニージャックス」と、若手5人組の「ベイビー・ブー」の両コーラスグループ。今後、イベントなどを通じて「童謡のまち・小田原」を発信する。

 あめあめ、ふれふれ、かあさんが-。そう歌い出す「あめふり」や「赤い鳥小鳥」「揺籃(ゆりかご)のうた」など、数多くの童謡の作詞を手掛けたことで知られる白秋。

 市によると、初めての自宅を小田原に構えた1918年、ちょうどこの年に創刊された児童文芸誌「赤い鳥」が童謡詩創作の契機になった。生涯残した1200超の半分以上が、小田原で過ごした8年2カ月に創られたという。

 赤い鳥が創刊し、童謡が生まれて100年になることも合わせ、市は今年を「白秋童謡100年」と位置付け、さまざまなイベントを企画。今回の大使創設も、童謡を次世代へと継承するための一環だ。


ボニージャックス(左の3人)とベイビー・ブー(右の5人)のメンバーたち=小田原市生涯学習センターけやき
ボニージャックス(左の3人)とベイビー・ブー(右の5人)のメンバーたち=小田原市生涯学習センターけやき

 29日の委嘱式ではミニライブも開催。ボニージャックスのメンバー1人が欠席したものの、両コーラスグループは「待ちぼうけ」「からたちの花」など5曲で美声を披露し、会場の市民らから大きな拍手を浴びた。

 委嘱期間は2年。ボニージャックスは「子どもの時から歌って育った白秋の歌が好き。我々が歌うことで広がり、子どもたちにも知ってもらいたい」と意気込み、5人全員が県内在住というベイビー・ブーは「ボニージャックスさんへの憧れをきっかけに、深く作品に関わっていくと白秋の存在があった。次の世代が僕たちのことを格好良いと思い、歌い継がれていけば」と抱負を語った。

 白秋の代表曲「からたちの花」は、23年の関東大震災の翌年、小田原を散策している中で生まれ、社会不安に包まれた世の中を励ました。加藤憲一市長は「まさに小田原は白秋童謡が醸成された土地」と強調し「大使の力を借りながら童謡の街として文化を育み、全国にPRしたい」と語った。

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