川崎市男女共同参画センター(高津区溝口)の利用者が活動の成果を披露する「すくらむ21まつり」が24日、同センターで開かれた。約40団体が参加、女性起業家や育児に奮闘する男性たちのワークショップがあり、大勢の親子連れでにぎわった。
ブースを出した女性起業家は5人。内田晶子さん(43)=同区=は米国発祥の写真を活用したペーパークラフト「スクラップブッキング」を紹介した。インストラクター1級の資格があり、「happy crop」として開催する教室をPR、「紙焼き写真に言葉を添え後世に残そう」と呼び掛けた。
また、昨年9月に一般社団法人アロマ理科室を設立し実験をイメージしたイベントを行う入口ゆかりさん(51)=宮前区=は、香りや色の力でストレス社会に適応する取り組みをアピールした。
仕事だけでなく家庭や地域でも生き生きと過ごそうと市内の男性約10人でつくった「イキメン研究所」も、缶バッジ制作のワークショップを開催。夫婦別姓について子どもたちの意見を聞くシール投票、家庭内暴力被害者支援のバザーも行われた。