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「味噌クッキー」世界へ 津久井特産の味、欧米で販売開始

話題 | 神奈川新聞 | 2020年4月6日(月) 05:00

北米などで販売される味噌クッキー=相模原市南区の豊国屋
北米などで販売される味噌クッキー=相模原市南区の豊国屋

 相模原市緑区の津久井地域で愛されてきた津久井在来大豆のみそを使ったクッキー「香ばしい味噌(みそ)クッキー」が日本食品定期配送品の一つに選ばれ、欧米などで販売が始まった。同市南区で食品と酒を販売する「豊国屋」が開発した逸品で、世界に向けて発信されている。

 味噌クッキーは市内産のみそを使い、甘みと香ばしさを味わえる。「黒ごま」「白ごま」「アーモンド」の3種の味が1袋に入れられた同店人気商品の一つ。

 海外で販売を手掛けるのは、米国と日本の女性が共同創業して両国に会社法人がある「ココロケアパッケージ」。北米を中心に35カ国でサービスを展開し、せんべいやそば茶など5点以上の日本食をギフトボックスに入れ、定額で月に1回、顧客に届けている。

 味噌クッキーは保存料や着色料などが無添加で、健康に配慮されていることも高く評価され、3月の定期便に入れられた。

 生産農家が減少し、“幻の大豆”と呼ばれていた津久井在来の商品開発や栽培を手掛けてきた店主の岡本政広さん(68)。「地元の大豆の素晴らしさを世界中の人に知ってもらうチャンス」と喜んでいる。問い合わせは豊国屋電話046(251)0048。

 
 

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