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湯河原の「なったん」、特産品に 甘夏の新品種、収穫期

話題 | 神奈川新聞 | 2020年4月5日(日) 05:00

大切に育てた「なったん」に期待を込める常盤幸宏さん=湯河原町鍛冶屋
大切に育てた「なったん」に期待を込める常盤幸宏さん=湯河原町鍛冶屋

 湯河原町で誕生した甘夏系のかんきつ「なったん」が、品種登録後初の収穫期を迎えた。同町鍛冶屋のミカン農家・常盤幸宏さん(50)が亡き父と約30年にわたる試行錯誤を重ね、昨年12月に新品種として登録。高齢化や人口減少に直面する同業者の将来を見据え、「湯河原の農業を元気にしたい」と思いを込めた。爽やかな甘さが魅力の新たな地域ブランドへ─。地元の期待が高まる。

 甘夏と春光柑(しゅんこうかん)を交配させたなったんは、糖度約10度で甘みと酸味のバランスが良いのが特長。薄い皮は手でむくこともでき、表面の油胞がきれいなため見栄えもする。収穫時期は、5月上旬ごろの甘夏に比べ3カ月ほど早い。

 誕生のきっかけは、父の利正さんが30年ほど前に自宅の畑で始めた交配だ。1本の木から挿し木を重ねて38本に増やし、長年の試行錯誤で品質を安定させた。

 数年前に新品種として申請。平塚市の青果店を通じて集まった約50件の名称案から、「平仮名で覚えやすい『なったん』に決めた」。昨年12月27日、正式に登録された。

 しかし、利正さんは昨年7月に80歳で他界。なったんに託した思いは、幸宏さんが受け継いだ。

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