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安全祈願の上棟祭 横浜・伊勢山皇大神宮本殿建て替え

話題 | 神奈川新聞 | 2018年6月15日(金) 10:40

参列者らが布綱に触れ、工事の無事などを祈る=伊勢山皇大神宮
参列者らが布綱に触れ、工事の無事などを祈る=伊勢山皇大神宮

 伊勢山皇大神宮(横浜市西区、池田正宏宮司)で14日、本殿建て替え工事の安全などを祈願する上棟祭が行われた。

 伊勢山皇大神宮は2020年に創建150年を迎える。その記念事業の一つとして、伊勢神宮(三重県伊勢市)から13年の式年遷宮の後に譲り受けた旧社殿を、新たな本殿として建て替える工事などを進めている。

 上棟祭には、伊勢山皇大神宮の役員や記念事業への奉賛者ら100人が参加。装束をまとった神職と工匠(こうしょう)と呼ばれる宮大工が厳かな表情で歩いた。その後、上棟の儀が執り行われ、参列者らが静かに見守った。

 同神宮では「伊勢神宮から貴重な社殿を頂いた。県内でも例がなく、市民の誇りになると考えている。皆さんにも参拝してほしい」としている。

 本殿の建て替えは9月中旬に完了し、10月1日に神体を移す祭儀「正遷座祭(せいせんざさい)」を行う予定。

 
 

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