学校法人横浜インターナショナルスクール(横浜市中区山手町)が、移転建て替えを検討していることが12日、分かった。3~18歳の計800人程度の受け入れを想定しており、2018年度末までに土地を取得、校舎やグラウンドなどを建設し、21年7月の開設を予定している。
財務省関東財務局が同日、同区小港町2丁目の国有地1万4685平方メートルを同法人に売却する方針について、審議会が適当と認めると答申した、と発表した。
公募手続きを経て同局に提出された取得要望書によると、1969年に認可された同校は、老朽化とともに手狭になっており、校地が4カ所に分散し非効率なため、移転建て替え用地として土地の取得を目指しているという。
売却される土地は46年に連合国軍に接収され、横浜海浜住宅地区の一部として使用された後、82年に米軍から返還された。現在は更地となっている。