
白や紫色のハナショウブが、横須賀しょうぶ園(横須賀市阿部倉)で見頃を迎えた。6月中は菅笠(すげがさ)に紺がすり姿の職員らが枯れた花を摘み取る。
園内の約7千平方メートルの水田に、412品種約14万株が植栽されている。園によると、今年は県内の他の地域同様、開花が例年より早く、「今週いっぱいが見頃のピーク」という。
菅笠に紺がすり姿での摘み取りは30日までの「花しょうぶまつり」の企画で、1日3~5人の職員らが作業に当たっている。期間中の毎週日曜には、琴や尺八などのコンサートも管理棟で開かれる。
期間中の入園料は大人310円、小中学生100円。問い合わせは、しょうぶ園電話046(853)3688。