少子化により2校が統合して来年春に開校する松田町立松田中学校の校章デザイン選定投票が、31日まで行われている。2018年度末で閉校となるのは、松田中(同町松田惣領)と、寄(やどりき)中(同町寄)。新校は、松田中の敷地と校舎、校名を引き継ぐ形になる。
校章デザインは、昨年12月から今年3月まで公募され、19点の応募があった。統合準備委員会が絞った最終候補3点が、現在投票にかけられている。小中学校の教職員、在校生と保護者のほか、広く町民の意見を反映させようと、町役場2階と寄出張所にも投票所を設置=写真。新校章は投票結果を踏まえて夏ごろまでに決定される。
町では15年から学校の適正配置などを検討し、16年に中学2校の統合を決定。経過措置として17年春の入学者から寄中学区から松田中への進学を認めている。現在の生徒数は寄中が5人(3年生のみ)、松田中は214人。