川崎市内の障害者作業所20カ所で作られたパンや菓子、布製品などを展示・即売する「ふれあい市場」が18日、同市川崎区の川崎信用金庫本店で開かれ、買い物客らでにぎわった。
障害者の社会参加を勧めようと、社会福祉法人「ともかわさき」の主催で43回目。会場には、各施設で障害者らが育てたカブなどの無農薬野菜をはじめ、手作りクッキー、刺しゅう入りハンカチなどが並び、訪れた人々が熱心に品定めしていた。作業所で扱う製品のPRも兼ねており、「かざぐるま」(川崎区)の秋山恭子さんは「みんなで一生懸命作った」と、色とりどりのアメリカンフラワーを販売していた。