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【バスストップ】東急・市43系統、神奈中・中50系統(9)下市ケ尾  青葉区でイチゴ狩り

話題 | 神奈川新聞 | 2018年5月19日(土) 02:02

イチゴの育ち具合を日々チェックする徳江さん =横浜市青葉区の「徳江いちご農園」
イチゴの育ち具合を日々チェックする徳江さん =横浜市青葉区の「徳江いちご農園」

 バスは横浜市青葉区へ。都心から最も近いイチゴ狩りスポットの一つ、「徳江いちご農園」(同区市ケ尾町)に足を運んだ。

 開園は2007年。以前はトマト農家だったが、ウイルス性の病気で作物が3回全滅(ぜんめつ)したと園主の徳江栄一さん(46)。同じく農業を営む父の正直さん(71)からイチゴ栽培(さいばい)を学び再起した。約4千平方メートルの温室で「紅ほっぺ」「とちおとめ」「さちのか」「おいCベリー」などを減農薬で栽培(さいばい)。腰をかがめず摘(つ)み取れる高設土耕(こうせつどこう)栽培で、「1列で4品種は食べられます」と栄一さんは話す。

 営業は水、土、日曜日。取材の日は水曜で、午前11時の回では約50人の予約客が園内で30分の食べ放題を楽しんでいた。客は横浜のほか、東名高速道路を使い都内からも車で来園。栄一さんと妻の絢子(じゅんこ)さん(40)が約10人の従業員と応対している。

 休暇を取り、妻と息子、娘と来園した中区に住む会社員の男性(39)は「ここのイチゴは味が濃くておいしい」と話す。6歳の長男は「たくさん食べたよ」と膨(ふく)らんだおなかをなでた。

 来園者が食べる量を予測し、提供する量のバランスを取るのに苦心するというが、「お客さんの『おいしい』という言葉を励(はげ)みに、質と量で日本一を目指したい」と栄一さんは意気込む。5月中旬まで営業するが、その後は「来年の苗(なえ)を育てるため、『オフ』はありません」。

 30分食べ放題の料金は、小学生以上が2千円、2歳~未就学児が千円。営業時間は午前10時から午後3時までだが、イチゴの育ち具合で変動し、予約方法などと併(あわ)せてウェブサイト(「徳江いちご農園」で検索(けんさく))で確認を。

 次回は「東福寺前」
(小学校高学年向けに、難しい漢字にふりがなを振りました)
【2018年3月8日掲載】

 
 

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