馬車道駅から徒歩6分。横浜赤レンガ倉庫前(横浜市中区新港)に位置する細長い三角形の新港中央広場は2014年6月、「ナチュラルガーデン」として整備された。
「第33回全国都市緑化よこはまフェア」の会場の一つ。企業・団体のほか、大学も出展している。ひときわ目立つのは「しあわせ運ぶフラワーケーキ」と立て札に記された円形のかわいらしい花壇。ミニバラ、マリーゴールド、サルビアなど1100株以上が植わっている。
制作したのは、フェリス女学院大学(泉区)エコキャンパス研究会の部員35人ら。デザインした女子学生(19)=戸塚区=は「立体的な花壇にしたいと思い、アイデアが浮かんだ。見る人が幸せな気持ちになってほしい」。花苗の育成や植栽を手伝った女子学生(19)=磯子区=は「都会の中でも自然を感じられる場。緑化について思いを寄せてもらえれば」と、来場を呼び掛ける。
横浜薬科大学(戸塚区)の「浜薬の森」、東京都市大学(都筑区)の「新たな開化へ~イングリッシュガーデンへのオマージュ~」も並ぶ。
【2017年5月25日掲載】