
地域住民が郷土に愛着を持ち、平塚市北部を流れる鈴川の環境向上と子どもたちの健全育成につなげる「鈴川鯉(こい)のぼりまつり」が、5日まで開催された。薫風を受けた約300匹のこいのぼりが田園風景の中を気持ちよさそうに泳ぎ、端午の節句を祝った。
実行委員会の主催で12回目。各家庭で子どもが成長し、すでに掲げられなくなったり保管されたりしているこいのぼりの寄付を募り、市内外から15匹が集まった。
初孫と訪れた市内在住の男性(73)は「いろいろなことにチャレンジして、元気に育ってほしい」と、孫の健やかな成長を願っていた。