宮ケ瀬湖畔園地(清川村宮ケ瀬)で2010年から休止していた、人工芝でのそり遊びを楽しめるアトラクション「グラススライダー」が28日、リニューアルオープンする。休止直前まで年間1万人近くが訪れる人気アトラクションだったが、人工芝など施設の老朽化から休止していた。
アトラクションは全長83メートル、高低差15メートル、最大斜度20度の人工芝のゲレンデをそりで滑走する。滑走面は毛足が長く柔らかい素材を敷き詰め、通常の人工芝よりもけがをしにくいように配慮。対象は小学生以上で、4歳以上の未就学児は保護者同伴で利用可。眼下に広がる雄大な宮ケ瀬湖の景色も楽しみながら遊べる。料金は30分500円(そりの貸し出し含む)。
宮ケ瀬湖周辺は、圏央道の開通により県内外からの交通アクセスが向上。同園地の集客力が高まれば周辺地域の活性化も期待できるとして、県が国の地方創生拠点整備交付金を活用し、総事業費約6800万円をかけ再整備した。
営業は土日祝日だが、大型連休中は4月28日~5月6日、夏休み期間も7月21日~8月31日は連日営業する。午前10時~午後4時(12月~翌年3月は同3時)。問い合わせは、運営主体の宮ケ瀬ダム周辺振興財団電話046(288)3600。