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児童が奮闘、池きれいに 横浜・和泉小で完成式典

話題 | 神奈川新聞 | 2018年4月20日(金) 15:06

池のまわりに記念のビー玉を埋め込む子どもたち=横浜市泉区
池のまわりに記念のビー玉を埋め込む子どもたち=横浜市泉区

 横浜市立和泉小学校(同市泉区)で19日、ビオトープ池のリニューアル式典が行われた。数年前から枯れて雑草が生い茂っていたが、子どもたちを中心に再生し、「自然いっぱいニコニコ池」と命名。全校児童が池の岸に記念のビー玉を埋め込んで完成を祝った。

 池は30年ほど前に校内の一角に設けられたが、近年は整備されず荒廃していた。「せっかくの池を活用できれば」と平井克明校長が提案。昨年6月から、現在の4年生約60人が「池プロジェクト」と題して再生に取り組むことになった。

 子どもたちは泥や雑草で埋もれていた約40平方メートルの池に入り、約8時間かけて清掃。ビオトープとしてどのような池にするか話し合いや調査を続けた。

 近くの川で水辺の環境を観察したり、ビオトープに詳しいNPO法人のスタッフを招いて話を聞いたり。「生き物には在来種と外来種がいる」「鳥を呼ぶためには、餌となる魚のすみかとして水草が必要」といった知識を付けながら、実際に池で育てる動植物の種類や鳥用の巣箱などの設備を考えてきた。今後は動植物が過ごせる環境を整備し、実際に放っていく予定だ。

 
 

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