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北極冒険家の「研究所」 休校児童受け皿に

話題 | 神奈川新聞 | 2020年3月4日(水) 11:31

 新型コロナウイルスの感染拡大防止で臨時休校となっている児童らのために、愛川町在住の北極冒険家・荻田泰永さん(42)が大和市福田に開設した施設「冒険研究所」を開放している。朝から夕方まで子どもたちが過ごせるようにし、突然の休校で対応に頭を悩ませている共働きの保護者らを支援する。


子どもたちが過ごせる場所として、冒険研究所を開放している荻田さん=大和市福田
子どもたちが過ごせる場所として、冒険研究所を開放している荻田さん=大和市福田

「仕事休むと家計厳しく」 臨時休校 ひとり親世帯の悲鳴

 無補給単独で歩いて南極点に到達した初の日本人として知られる荻田さんは昨年10月、小田急江ノ島線桜ケ丘駅東口前に研究所を開設。カナダ北極圏などを主に単独徒歩で冒険した際などの道具類や資料を保管している。

 政府が全国一律に臨時休校を要請したのを知り、子どもたちの居場所として空きスペースを提供しようと、すぐに研究所の開放を自身のフェイスブックなどに上げた。

 大和市立学校で臨時休校が始まった2日から早速、小学生数人が集まり、カードゲームに興じたり、荻田さんのテントで遊んだりしている。研究所のスタッフ2人も協力して見守り、手洗いやうがいを呼び掛けている。

 介護施設で働く女性(40)は休むことができず、小学2年の男児を預けた。「学童保育など、すぐに受け入れてもらえる場所が見つからず、大変助かっている」と感謝した。

 荻田さんは「預け先が見つからず、『最後の頼みの綱で来た』と話す保護者もいた。同じ悩みを抱えている保護者は他にもいると思う」と憂慮し、「公的施設に限界があるなら、民間施設が受け入れに協力してもいいのでは」と話した。

 開放は午前8時半から午後5時まで。問い合わせは、研究所電話046(269)2370。

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