川崎市臨海部の景色をテーマにした「川崎マリエン写真・児童絵画コンクール」(神奈川新聞社など後援)の入賞者が2日、発表された。選考は激戦となり、写真、児童絵画とも最高賞の金賞が2点ずつとなった。
川崎港振興協会の主催で今年で9回目。写真の部に74点、児童絵画の部に138点の応募があった。児童絵画の金賞は、ともに市立渡田小学校の大澤初音さん(5年)と山口双葉さん(3年)が受賞。大澤さんはコンビナートを細かい筆致で描写し、山口さんは鮮やかな色使いで工業地帯の夕景を描いた。写真の部はともに同市川崎区の渡辺直樹さん(69)と坂本泰男さん(79)が金賞に輝いた。
3月中に予定されていた表彰式は、新型コロナウイルス感染防止のため中止となった。入選を除く入賞作品は4月3~16日に川崎駅東口の川崎アゼリアで展示される。また、全応募者の作品が、5月に川崎マリエン(同区東扇島)で展示される予定。
入賞作品は次の通り。(敬称略)