川崎市歌、知っていますか? 川崎市立商業高校(同市幸区)の生徒が15日、JR川崎駅近くの銀柳街で市歌のPRイベントを行った。吹奏楽部の演奏や空手部による演武で存在をアピールするとともに、市歌の認知度を確かめるアンケートを行った。
生徒たちはミニ文化祭と銘打ち、市歌の演奏などを披露した上で、通行人約200人にアンケートを実施した。
3年生の黒川さん(18)は「前回のアンケートでは認知度が5割を切ったが、今は6、7割近くの人が知ってくれていると思う。今後はゴミ収集車のメロディーに採用してもらうなど活動を広げ、川崎南部の方でも、もっと知ってもらえたら」と話した。
同校の商業研究チームは市歌による地域活性化に取り組んできた。JR川崎駅ホームの発車メロディーへの採用をJR東日本に働き掛け、4月に実現した。現在は銀柳街や東急東横線元住吉駅近くのブレーメン通りで定期的に流してもらっているほか、市内のプロスポーツチームに応援で採用してもらえるよう呼び掛けている。