横浜の市街地を流れる川をシーカヤックやボートなどで巡る秋恒例イベント「横浜運河パレード」が15日、横浜市中区の横浜日ノ出桟橋を発着場に開かれ、約230人が参加した。
大岡川から中村川、堀川を巡るコース。4回目の今年は「運河で祝う」をテーマに仮装コンテストが催されたほか、新郎新婦を乗せて「船上結婚式」も開催。護岸や橋の上では大勢の市民らが祝福した。
パドル愛好家らはスタンドアップパドルボード(SUP)50艇、シーカヤック20艇を連ね、かつて運河として活用された市街地の水辺の魅力をアピールした。
地域住民やクルーズ船の運航会社、市などでつくる「よこはま都心部水上交通実行委員会」が主催。小林直樹実行委員長は「運河への理解を広めることで、地域をつなげる川をもっと身近に感じてほしい。この勢いで来年の吉田新田350年を盛り上げたい」と話した。