愛川町中津の坂本児童館が移転し、このほどリニューアルオープンした。子どもたちだけではなく、地域住民も集える交流拠点としての役割を担う。
新施設は平屋建てで延べ床面積が約200平方メートル。旧施設から約250メートル離れた坂本プール跡地に整備され、プレイルームや和室、図書室(事務室兼ねる)、多目的トイレを備える。プレイルームと和室は段差などがないため、一体的に使うことも可能。玄関スロープや手すりの設置などバリアフリーにも配慮した。
児童館の運営は指定管理者として地元自治会に当たる「坂本区」が担う。
町内には町立児童館が18カ所ある。今後は熊坂児童館(同町中津)の耐震補強工事を予定する。