春の訪れを楽しむ「相模原市民桜まつり」が7日、相模原市中央区の市役所さくら通りを主会場に始まった。同まつり実行委員会の主催で45回目。桜は見頃を過ぎてしまったものの、多くの市民がパレードや味自慢の出店を楽しんだ。8日まで。
1・6キロの通りに植えられた約300本のソメイヨシノがトンネルのように出迎えるが、満開は1週間前。来場者は桜見物よりイベントや、市と交流のある全国各地の物産品や郷土料理を楽しむ姿が目立った。
市が復興支援を続ける友好都市の岩手県大船渡市のブースには焼きホタテガイを求める行列が絶えなかった。出店した三陸ふるさと振興会社の寺嶋浩幸さんによると、焼きホタテは毎年好評で販売する量を例年より増やし初日に2千枚、8日分は2500枚用意したという。
この日の夕方からは、2020年東京五輪・パラリンピックの事前キャンプを相模原市内で行うことが決まったブラジルにちなみ、横浜のサンバチームもパレードに登場した。
8日は午前10時から午後5時まで。