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アユ解禁前に6万匹放流 早川

話題 | 神奈川新聞 | 2018年4月4日(水) 02:00

6月のアユ釣り解禁に備えて稚魚を放流する早川河川漁業協同組合の組合員=小田原市入生田
6月のアユ釣り解禁に備えて稚魚を放流する早川河川漁業協同組合の組合員=小田原市入生田

 6月1日のアユ釣り解禁を前に、小田原市と箱根町を流れる早川で3日、早川河川漁業協同組合の組合員25人がアユの稚魚約6万匹を放流した。体長7~8センチ、重さ3グラムほどの稚魚はバケツやホースで放流され、スイスイと川の中を泳いでいった。1カ月で15センチほどに成長するという。

 同組合では、6月中旬までに計20万匹以上を放流する予定。長くアユ釣りを楽しめるよう解禁日後も続ける。例年カワウに多くが捕食されるが、人がいると被害が減るため、4、5月にニジマスやヤマメなどの禁漁を解禁する。

 同組合によると、この日の水温は8・8度。細川孝組合長(61)は「ことしは水温が高く、餌となる藻が石にもよく付いていて天然アユも成長がよい。量も良好で期待できる」と話していた。

 
 

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