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“西区愛”大いに語る 記念誌発行・横浜

話題 | 神奈川新聞 | 2018年3月25日(日) 14:39

記念誌を発行した澁谷会長(前列左から2人目)ら西区文化協会のメンバー=西区役所
記念誌を発行した澁谷会長(前列左から2人目)ら西区文化協会のメンバー=西区役所

 横浜市西区の文化・郷土史を語り継ぐ記念誌「拝啓 輝ける人びと ハマの街角よもやま話」(西区文化協会編)が発行された。区内で暮らした多彩な人たちの足跡や地元への思い、未来への期待が込められている。

 冊子は、同協会の広報誌「にしぶんか」に掲載された岩崎忠雄前会長と区内で暮らす文化人や有識者らとの対談集を再編集した。対談で、崎陽軒の会長を務めた故・野並豊さんは横浜駅への愛情を熱く語った。「駅を降りたら港が見えるという風にしたい」と、横浜駅からの景観を妨げている首都高速道路の高架を取り除こうと訴えていた。

 西区郷土史研究会会長の田村泰治さんは対談で、掃部(かもん)山公園にある井伊直弼(なおすけ)銅像が除幕式直後に首を斬り落とされたとの記述を小説家吉川英治の文章に見つけたが、裏付けとなる史実を見いだせなかったという。この出来事を掲載した歴史探訪本の出版社に指摘すると「吉川英治と無名の研究者のどちらが信用されるか」と切り返されたと明かし、悔しさをにじませていた。

 同協会は1981年6月、区内の文化活動の振興と市民文化向上のために設立。岩崎さんは3年前に亡くなった。澁谷蘆雪会長は「郷土を知る貴重な資料。地域の若い人たちに手に取ってほしい」と話す。

 A5判、255ページ。販売は行わず、区内の小中学校に配布したほか、市中央図書館などで閲覧できる。問い合わせは、西区地域振興課電話045(320)8392。

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