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歌舞伎舞台でオペラ公演 川崎

話題 | 神奈川新聞 | 2018年3月25日(日) 02:00

農村歌舞伎の舞台で歌声を響かせる4人の男声グループ=川崎市立日本民家園
農村歌舞伎の舞台で歌声を響かせる4人の男声グループ=川崎市立日本民家園

 川崎市立日本民家園(同市多摩区枡形)で24日、オペラ歌手による初のコンサートが開かれた。開園50周年記念で江戸時代のたたずまいを伝える農村歌舞伎舞台「旧船越の舞台」を会場に、藤原歌劇団所属の男声ボーカルグループが迫力の歌声を響かせ約300人の観客を魅了した。

 出演したのは、テノールとバリトンで構成する「Quattro・Aria(クアットロ・アリア)」。オペラの名作「夕鶴」の名場面集を、女性ソプラノ歌手やピアニストと共に上演した。松任谷由実さんの「春よ、来い」、中島みゆきさんの「麦の唄」も披露、客席に入っての熱唱もあり盛んな拍手を浴びた。

 同区中野島から妻と訪れた男性(56)は「空が見える野外の歌舞伎舞台でオペラが聴ける機会はめったにない」と満足そうだった。

 歌舞伎舞台とオペラという異色の組み合わせを味わってもらおうと、多摩区が主催。国指定重要有形民俗文化財の旧船越の舞台は1857(安政4)年に現在の三重県志摩市の漁村に造られ、1973年、園に移築された。毎年11月に農村歌舞伎が上演されている。

 
 
 
 

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