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真珠養殖体験を発表 三浦の小学校卒業生

話題 | 神奈川新聞 | 2018年3月24日(土) 11:20

真珠養殖の学習について発表する子どもたち=三浦市民ホール
真珠養殖の学習について発表する子どもたち=三浦市民ホール

 真珠の養殖を授業で学んできた三浦市立名向小学校(同市三崎町諸磯)の子どもたちが22日、三浦市民ホール(同市三崎)で発表を行った。卒業したばかりの6人が地元の海に触れた3年間を振り返り、「貴重な経験を一生心の中に残しておきたい」と語った。

 発表で子どもたちは、アコヤガイに真珠の元となる核を入れる作業について「手術みたいなことができるのか、最初不安だった」と説明。真珠を取り出す浜揚げでは、自分たちが核を入れた貝から真珠を2個しか取り出せなかったことに触れ、「養殖は簡単ではなく、真珠はとても貴重だと気付いた」と語った。

 また、「学習で実感した三浦の素晴らしさ」として、「真珠を育てる豊かな海や森があり、環境を守ろうと力を尽くす人びとがいること」を挙げた。

 発表は三浦ロータリークラブ(RC、秋本清道会長)の創立55周年記念例会の中で行われ、同RCからみうら学・海洋教育研究所と同小へ支援金が贈られた。

 市などが進める海洋教育の一環で、子どもたちは4年生の時から真珠の養殖について学習。NPO法人小網代パール海育隊などの協力を受け、核入れや浜揚げを体験してきた。自分たちが取り出した真珠をあしらったネクタイピンを胸に着けて20日の卒業式に参加していた。 

 
 

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