建て替えを行い4月1日に開院する大和徳洲会病院(大和市中央4丁目)が21日、近隣住民らを招いた内覧会を開いた。
新しい病院は地下1階、地上7階建てで、内科、循環器内科、小児科、外科、専門外来、救急医療センターなどを備える。施設内は明るい色調で統一され、病室は4~6階に設置。病床は4人部屋をメインに個室と合わせ計199床を用意し、当面は82床でスタートする。
2階に透析、内視鏡、健康管理、リハビリの各センター、3階に循環器センター、血管造影検査室などを備えた。七つある手術室は手始めに3室が稼働する。
乳がん検査に用いる3Dマンモグラフィー、コンピューター断層撮影装置(CT)、骨粗しょう症検査、磁気共鳴画像装置(MRI)など最新の機器を採用。介護連携も強化した。
また、地域住民も利用できる多目的スペースを1階に設け、予約制のイベントを開催するなど「憩いの場」を目指している。
同病院は1981年に開院。2015年から診療規模を縮小して建て替え工事を進めてきた。