
箱根観光の新たなけん引役として期待される小田急電鉄の新型特急ロマンスカーGSE(70000形)が17日、営業運転を開始。“一番電車”の到着式が箱根湯本駅ホームで行われ、車両の入線をテープカットとくす玉割りでにぎやかに祝った。
式典を主催した箱根登山鉄道の府川光夫社長が「箱根があってこその小田急と登山鉄道。地元の皆さんと共存共栄、相携えてやっていく」とあいさつ。来賓を代表して山口昇士箱根町長は「ロマンスカーは箱根にとって大事な乗り物であり、観光資源」と応えた。
車体は伝統の朱色で、大きな窓と展望席が特徴。一番電車は新宿駅を午前9時に出発、74分で箱根湯本駅に到着した。
箱根小涌園ユネッサンでは同日、コラボ企画として車体をイメージしたオレンジ色の「ロマンスカー・GSE風呂」が登場した。5月6日まで。