レーシングチーム「コンドーレーシング」監督の近藤真彦さんがプロデュースするランニングイベント「第8回イイコトチャレンジ」が17日、川崎市川崎区の富士通スタジアム川崎で催され、約2千人が心地よい汗を流した。
仲間とたすきをつなぐ「6時間リレーマラソン」と、個人参加の「ハーフマラソン」が実施され、おそろいのTシャツやユニホームを着たランナーが駆け抜けた。地元の飲食店が出店する屋台村もにぎわった。
近藤さんのファンという茅ケ崎市の影山留美子さん(51)は「普段は運動をしていないが、近藤さんにも会え、楽しめた」と満喫した様子。カラフルなかつらをかぶって参加した東京都世田谷区の岡本友紀さん(47)は「リレーは子どもの頃に戻った感じでワクワクした」と笑った。
同イベントは「イイコトを皆で楽しく」を合言葉に2009年から始まり、川崎市内では初開催。参加者の合計走行距離に応じて、東日本大震災の被災地での「防災の森」整備に向けた植樹活動に寄付される。
トークショーでも盛り上げた近藤さんは「皆さんの笑顔が見えて幸せを感じた。これからも続けていきたい」と話していた。
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成績上位者は次の通り。(敬称略)
▽男子ハーフ (1)藤本能有(2)影山貴大(3)山本昌孝▽女子ハーフ (1)大木安恵(2)飛田野直美(3)服部亜希子▽6時間リレー (1)ランデポ&アミトラ☆エース(2)Team Medalist(3)藤井一樹RC