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腹話術で伝える被災地のいま

話題 | 神奈川新聞 | 2018年3月2日(金) 02:00

東日本大震災の被災地の写真を見せながら話すしろたにさん
東日本大震災の被災地の写真を見せながら話すしろたにさん

 川崎市幸区在住でプロの腹話術師、しろたにまもるさん(77)=本名・城谷護=のトークショーが2月28日夜、中原区内で開かれ、市民ら約70人が参加した。しろたにさんは相棒の人形「ゴローちゃん」とともにボランティアで訪れた被災地の様子などを伝えながら腹話術の魅力を紹介した。教育について考える市民団体「21世紀川崎教育フォーラム」(江頭秀夫代表)の主催。

 腹話術を始めて32年というしろたにさんは、3800回を超す公演を行い、このうち3分の1が被災地や福祉施設などでのボランティア公演という。東日本大震災後に東北を訪れた際に撮ったビルの上階や墓地に流されたままの車の写真などを見せながら、お年寄りや子どもたちとの交流をゴローちゃんとの軽妙なやりとりで説明。「困っている人に寄り添う日本人の優しさを大切にしたい」と話した。

 
 

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