開館6年半となる「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」(同市多摩区長尾)の累計来館者数が1日、300万人となった。福島市から初めて訪れた石堂夢彩(めい)ちゃん(3)に、「ドラえもん」のフィギュアや、大全集全20巻などの記念品が贈られた。
都内の祖母方に母親の美貴さん(35)と遊びに来たのを機に来館した。美貴さんは「小さい頃からテレビ、漫画、映画でドラえもんを見ていた」というファン。夢彩ちゃんは「(登場人物の)ジャイアンが好き」と楽しそうに展示室に足を運んだ。
伊藤善章館長は「大変うれしい。リピーターに加え、初めての来館者がさらに増えるよう祈っている」と話していた。
ミュージアムは2011年、ドラえもんの誕生日の9月3日にオープン。13年8月に来館100万人、15年10月には200万人を達成していた。