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「収益は中学の楽器代に」 音楽家の卵を地元プロが支援

話題 | 神奈川新聞 | 2018年2月20日(火) 02:00

中学校吹奏楽部の活動を支援しようと、チャリティーコンサートを開催する朝本千可さん
中学校吹奏楽部の活動を支援しようと、チャリティーコンサートを開催する朝本千可さん

 三浦市在住のサックス奏者朝本千可さん(58)が25日、市立中学校の吹奏楽部を支援するためのチャリティーコンサートを三浦市民ホール(同市三崎)で開催する。収益の一部を市に寄付して、吹奏楽部の楽器購入費やコンクール遠征費に充ててもらう。朝本さんは「子どもたちの演奏を後押ししたい」と話している。

 朝本さんは女性プロサックス奏者の草分け。9年前に市内の中学校吹奏楽部を指導した際、古くなった楽器を手にする生徒が多いことが印象に残ったという。

 市内3中学校の吹奏楽部では現在、20年近く使用している楽器が多くを占める。楽器は高額なものが多いため、財政難の市では新品の購入が難しく、修繕しながら使ってきた。朝本さんは「安定した音が出ず、スムーズに音がでにくい。いつか新しいものをプレゼントしたい」と考えてきたという。

 朝本さんはその後海外に拠点を移し、転機は日本での活動を再開した2年ほど前。音楽コンクールの主催者から要請を受け、市内中学校の参加を市教育委員会に相談したところ、既存の大会以外に出場する活動費などの余裕がないことを知った。そこでコンサートを開催して資金面で支援しようと思い立った。「コンサートでプロの演奏に触れることで、音楽家を志す子どもが増えてくれれば」と話す。

 コンサートは2部構成。1部では朝本さんが率いるバンド「FLOW」とともにオリジナル曲を披露。2部では市立三崎中学校吹奏楽部が3曲演奏する。フィナーレでは全員がセッションする。

 朝本さんは「吹奏楽部の現状を知ってほしい。多くの人の前で演奏することで、子どもたちも上達する」と来場を呼び掛けている。

 コンサートは楽器輸入商社の協賛などを受け開催。午後1時半開場、同2時開演。チケットは2千円。申し込みや問い合わせは、朝本さん電話090(2478)2341。

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