横浜市は4月、横須賀市と図書館の相互利用を始める。横浜市で約400万冊、横須賀市で約83万冊の蔵書を双方の市民が借りられるようになる。
対象は横浜市側が全18館と移動図書館。横須賀市側が全4館とコミュニティセンターや生涯学習センターの図書室10カ所。3月に両市が協定を結び、4月3日からの相互利用を予定する。
利用者は相手方の図書館に出向き新たな登録が必要で、いずれも6冊まで2週間借りることができる。横須賀市で借りた本は同市内の図書館に返却し、他市の蔵書の予約はできない。
横浜市は昨年3月に川崎、鎌倉、藤沢、大和の4市と図書館の相互利用を開始し、12月までに4市で計1760人の利用登録があった。横須賀市は鎌倉、逗子、三浦の3市と葉山町との相互利用を行っている。