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教訓胸に、一斉放水 旧吉田邸で消防訓練

話題 | 神奈川新聞 | 2020年2月2日(日) 05:00

 文化財防火デー(1月26日)にちなんだ消防訓練が2月1日、大磯町西小磯の県立大磯城山公園内にある旧吉田茂邸で実施された。旧邸を管理する町教育委員会の職員や消防署員、消防団員ら約60人が参加、町の貴重な財産を守ろうと真剣な表情で訓練に取り組んだ。


旧吉田茂邸に向けて一斉放水する消防団員ら=県立大磯城山公園
旧吉田茂邸に向けて一斉放水する消防団員ら=県立大磯城山公園

 晩年の吉田茂元首相が生活していた当時の邸宅は2009年3月に全焼し、これを教訓に翌年から町の文化財消防訓練が始まった。現在の旧邸は昭和20年代に建てられた応接間棟や同30年代に近代数寄屋建築で有名な吉田五十八が設計した新館を中心に復元した。庭園内のサンルームなど3件の建造物は国登録有形文化財に登録されている。

 午前10時に旧邸の事務室から出火したという想定で訓練開始。通報した町職員らが初期消火や避難誘導をした後、通報で駆け付けた消防団と消防隊が3本のホースで約20メートル先の旧邸食堂に向けて約1分間、一斉に放水した。

 訓練に参加した町消防団の奥野和夫団長(67)は11年前の火事の際も副団長として現場に駆け付け、消火活動に励んだという。「あのような悔しい出来事を二度と起こさないためにも、普段から気を付けよう」と団員らに呼び掛けていた。

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