平塚市役所新庁舎で全体的な供用が先月開始されたのに合わせ、平塚信用金庫(石崎明理事長、同市紅谷町)は1日、市に電子ピアノ1台を寄贈した。
同日はピアノが常設される新庁舎1階多目的スペースで、同市在住のブラジル音楽専門ピアニスト今井亮太郎さんによるミニコンサートを開催。「イパネマの娘」や自作の「セピア・ホーザ」などが披露され、多くの市民が足を止めて耳を傾けた。
寄贈の式典で、石崎理事長は「市民の生活文化向上に寄与したい、という理念がある。地域の活性化や文化的な事業を展開してもらいたい」とあいさつ。落合克宏市長は「普段から産業活性化の施策を後押ししていただき、新たに貴重なものを寄贈していただいた。音楽などの活動に使わせていただく」と感謝した。
今後もミニコンサートなどを開催、活用していくという。