多摩川の自然環境や防災を考える「多摩川シンポジウム」が2月2日、川崎市多摩市民館(多摩区登戸)で開かれる。NPO法人多摩川エコミュージアムが主催し、10回目の節目を迎える。今回は2015年9月に茨城県常総市の住宅が鬼怒川決壊で浸水したのを教訓に、川の災害から身を守る方策を議論する。
シンポでは、堤防が決壊したときの情報確認や避難方法、河川敷でテントを張り飲料水や食料を確保する防災キャンプ、洪水ハザードマップで地域を再点検する方法を考える。
国土交通省京浜河川事務所地域防災調整官の柳沢亘さんが基調講演。パネルディスカッションでは同NPO代表理事の松井隆一さんがコーディネーターを務め、川崎市の危機管理担当者、自治会や市民団体メンバーらがパネリストとなり議論する。
午後6時~8時半。入場無料。問い合わせは、同NPO電話044(900)8386。