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「食」でつながる地域の拠点づくり 鶴見の団体、資金募る

話題 | 神奈川新聞 | 2020年1月23日(木) 17:00

 年齢や国籍に関係なく、地域の多彩な人たちが集まって交流できる拠点づくりに向け、横浜市鶴見区の市民団体がクラウドファンディングで資金を募っている。「230cafe(つみれカフェ)」と銘打ち、「食」をきっかけに多世代、多文化の人たちが気軽に集える場として活用する。同団体は「さまざまな人たちのつながる『まちのリビング』を目指したい」と話しており、31日まで幅広く支援を呼び掛けている。


「230cafe」の開設に向けて会議するつみれプロジェクト実行委員会メンバー=20日、横浜市鶴見区
「230cafe」の開設に向けて会議するつみれプロジェクト実行委員会メンバー=20日、横浜市鶴見区

 つみれカフェの開設に向けて準備を進めているのは、「つみれプロジェクト実行委員会」。子どもの貧困や子育て、女性の起業、多文化共生に取り組む近辺の団体に加え、地元町内会、商店街など複数の団体で構成される横断的な組織だ。「つみれ」は、「つるみのみらいをつくるれんけい」という理念を略したという。

 カフェは、地区センターがないJR鶴見駅周辺のエリアに交流の場として開設され、同区鶴見中央4丁目の新築ビル2階で4月から本格稼働する計画だ。ビルのオーナーの協力で、調理場を備えた約100平方メートルのスペースを確保。親子カフェのほか、子どもの居場所、介護予防サロン、コワーキングオフィスなどを運営。多文化交流やさまざまなワークショップも展開し、週に1回、地域住民が年齢や国籍を超えて交流する「おなかま食堂」を開催する予定だ。

 同ビルの1階には保育園、3階には外国人支援のNPO法人「ABCジャパン」と、実行委を構成する団体の入居が決まっており、両団体も運営に当たって連携していくという。実行委代表の福徳未来さん(42)は「地域でさまざまな活動をしている人たちは、拠点が欲しいと思っていた。集える場所ができることで、さまざまな可能性も広がる」と笑顔で語る。

 カフェの構想はおよそ4年ほど前に持ち上がり、市が市民提案の施設整備を支援する「ヨコハマ市民まち普請事業」への応募を続けた。2年連続の落選後、2018年4月に構想の公益性や入居する物件の確保、事業の継続性などが評価され、最大500万円の助成対象に選出された。その後、準備が着々と進められてきた。

 19年11月21日からは、カフェの周知とともに賛同してくれる人を募ろうと、クラウドファンディングを開始。募集する100万円では、施設の備品をそろえるという。福徳さんは「おいしいものを共有することで、人はより深い部分でつながることができると実感している。ぜひ多くの人に、地域の拠点づくりに参加してほしい」と話している。

 クラウドファンディングは専用サイト「A─port」で実施。問い合わせはNPO法人サードプレイス電話080(9535)1594。

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