
誰もが参加できるアートとスポーツの祭典「パラフェスタ♥さかえ」が20日、栄公会堂、同スポーツセンター(横浜市栄区)で始まった。27日まで。
アスリートらと、年齢や性別、障害の有無などを問わず、さまざまな人が同じ立場でアートとスポーツを共に楽しむことが目的。ものづくりをしたり、体を動かしたりするワークショップや、車いすラグビーなど障害者スポーツの体験や写真展示などが楽しめる。
ダンサーの、おどるなつこさんによるタップダンスワークショップには、幼児から大人までの約10人が参加。障害のある人が作ったタップシューズの金具を付けた特製の布靴を履き、なつこさんの指導を受けた。童謡に合わせて足を踏み鳴らしたり、思い思いのポーズを決めたりしながら基本のリズムを覚え、音楽に合わせて全員でダンスを踊った。
親子で参加した上原香絵さん(31)=東京都品川区=は、「簡単そうに見えて、思うように足を動かすのが難しかった。みんな笑顔でやっていて、楽しめた」。娘の美月ちゃん(6)も、「楽しかった」と独特の音に耳を傾けていた。
写真などの展示は会期中毎日行われる。ワークショップは21、27の両日、車いすバスケットボールとボッチャは27日に体験できる。