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東京五輪へ交流図る 27日上演
紙芝居で世界つなぐ 普及会と市立大生が創作

話題 | 神奈川新聞 | 2018年1月15日(月) 13:56

創作紙芝居のお披露目会には大勢の観客が集まった。左が山下さん=横浜市立大学
創作紙芝居のお披露目会には大勢の観客が集まった。左が山下さん=横浜市立大学

 2020年の東京五輪・パラリンピックを、各国との交流のきっかけに-。紙芝居を通じた文化・国際交流活動をする横浜紙芝居普及会と、横浜市立大学(同市金沢区)の学生が協力し、創作紙芝居を完成させた。年代や国籍を超え、人と人のつながりを大切にしたいとの思いが込められている。

 紙芝居作りを企画したのは普及会代表の山下康さん(74)=同区。東京五輪に向け、山下さんが紙芝居作りを始めたのは昨年1月。半年ほどで物語ができたが、絵の協力者が見つからず、7月に母校の同大に相談した。地域住民とボランティア希望の学生をつなぐ同大の「ボランティア支援室」が、同時期に五輪関連のグループを立ち上げた縁もあり、作画とあらすじを英訳する学生計4人を山下さんにつないだ。

 紙芝居は3作。美術部の学生が、山下さんと打ち合わせをしながら絵のイメージを膨らませた。

 セーリング会場の江の島(藤沢市)に伝わる民話を基にした「天女と五頭竜」の絵を描いた国際総合科学部3年の宮川友花里さん(21)は、「紙芝居は描いたことがなかったが、山下さんの熱い思いを聞いてやってみたいと思った」と話す。

 広島で被爆した祖父と、横浜に住む孫のやりとりを描いた「お手紙」は、同学部2年の難波菜名見さん(19)が手掛けた。「戦争がテーマだったので、画材にこだわりクレヨンでぐいぐい描いた。絵は、言葉がなくても伝えたいことが伝わる」

 同学部1年の原田安美さん(18)は、関東大震災時の日本、インド、カナダ人家族の交流がテーマの「友情のトライアングル」を担当。「それぞれのシーンの思いを、色で表して描くことを心掛けた」と振り返る。

 10日に同大で開いたお披露目会には、学生や地域住民ら約70人が集まり、紙芝居に真剣に見入っていた。山下さんは「学生さんはそれぞれの味で素晴らしい絵を描いてくれた。若い人と外国の人に見てもらい、国と国、人と人がつながってこそ争いが防げると分かってもらえれば」と話す。

 27日午後2時から、金沢自然公園内「ののはな館」で創作紙芝居を上演する。問い合わせは、同大ボランティア支援室電話045(787)2444。

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