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障害者の新成人、門出祝う 川崎で式典

話題 | 神奈川新聞 | 2018年1月14日(日) 02:00

新成人の誓いの言葉で「立派な社会人になって恩返しをしたい」と話した佐藤さん
新成人の誓いの言葉で「立派な社会人になって恩返しをしたい」と話した佐藤さん

 川崎市の心身障害者の「成人を祝う会」が13日、同市高津区の川崎市民プラザで開かれた。スーツや晴れ着姿の新成人118人の門出を、家族や福祉関係者らが祝った。特別支援学校や親の会でつくる実行委員会(委員長・片山由美県立中原養護学校長)の主催。

 新成人一人一人の紹介などの後、代表2人が誓いの言葉を述べた。富澤勁太さん(19)=県立中原養護学校卒=は「家庭を持つ日が来た時のために家族をちゃんと養える立派な社会人になりたい」。佐藤将洸さん(20)=県立鶴見養護学校卒=も社内の郵便物集配などの仕事をしていることを紹介しながら「周りの人が笑顔になってもらえる仕事をすることを常に考えて取り組んでいる」と報告し、家族や職場への感謝を口にした。

 福田紀彦市長は、最前列の車いすの列にいた、アジアユースパラ大会ボッチャ代表の加藤稚菜(わかな)さん(21)=県立中原養護学校卒=を紹介しながら「皆、違う才能を持っているので、ぜひ、生かして前向きに取り組んでほしい」とエールを送った。

 
 

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