箱根湯本芸能組合の芸妓(げいこ)4人が8日、湯本富士屋ホテル(箱根町湯本)でパソコンなど情報通信技術(ICT)を使った確定申告のPRイベントに参加。小田原税務署員の助けを借りながら、国税庁ホームページにある「確定申告書等作成コーナー」で書類作成を体験した。
「作成コーナー」では、画面の案内に従い金額などを入力すれば確定申告書が出来上がる。国税庁は申告の電子化を推進しており、税務署では確定申告シーズンを前に「書類を手書きしている人に、パソコン作成の便利さを知ってもらいたい」と、新春に同コーナーのPRを続けている。
19歳から40代までの芸妓4人は、その後に行われる新年会用の盛装姿。パソコンを普段使わないため入力にてこずる場面もあり、「まずパソコンに慣れないと。やり方を覚えれば便利だと思います」と苦笑していた。