鎌倉市消防出初め式が6日、同市山崎の山崎浄化センターで開かれた。消防職員や地元消防団員ら約270人が訓練を行ったほか、とび職人がはしご乗りを披露した。
消防職員や団員の士気を高め、広く防災意識の向上を図るため一般開放され、親子連れら約700人が来場。消防ポンプ車やはしご車など19台が集結した。
訓練は地震が発生し、4階建ての建物に3人が取り残されたと想定。ロープでビルを上って救助したり、クレーンを使ってビル上部から放水したりした。
地元とび職人は伝統的なまとい振りを披露。はしご乗りでは次々と妙技を決め、会場から歓声が上がった。