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僕らも願う「子孫繁栄」 秦野の小中学生が道祖神祭り

話題 | 神奈川新聞 | 2020年1月13日(月) 05:00

各家で太鼓をたたき、「1銭もらってどっこいしょ」と声を張り上げる子どもたち=秦野市内
各家で太鼓をたたき、「1銭もらってどっこいしょ」と声を張り上げる子どもたち=秦野市内

 無病息災と家内安全、子孫繁栄を願う秦野市の伝統行事「今泉道祖神祭り」が12日、同市今泉で行われた。本来は地域の小学生が行う祭りだが、少子化の影響で参加者が減少。かつて経験した中学生も初参加し、文化の伝承に一役買った。

 「秦野の道祖神・庚申塔・地神塔」(市教育委員会刊)によると、今泉の道祖神は男性器の形で「マラセエの神」と呼ばれる。男の子が少なく、男児の誕生を祈って作られたと伝わる。

 この日は小学3、6年生の男児3人と過去に参加した男子中学生3人らが台車に太鼓を載せ、町内を練り歩いた。各家の前で「1銭もらってどっこいしょー」と声を合わせ、住民に今泉神社のお札を売りながら正月飾りを回収。住民は集めたしめ飾りなどを「どんど焼き」で燃やし、食べると風邪をひかないと伝わる団子を焼いて味わった。

 親方役を務めた市立南小6年の阿部友哉さん(11)は「太鼓をたたいたり、お飾り集めで回ることは大変だったけど、お金集めは楽しかった。昔から行われる祭りが地域で続いてほしい」。協力した市立南中1年の須藤慧(さとる)さん(13)は「子どもが少なくなっているので男女関係なく参加し、祭りを継承していってもらいたい」と話した。

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