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門外不出の観音像公開 横浜市歴史博物館で8日まで

話題 | 神奈川新聞 | 2018年1月3日(水) 12:17

特別公開されている「木造十一面観音菩薩立像」(西方寺所蔵、明古堂撮影、横浜市歴史博物館提供)
特別公開されている「木造十一面観音菩薩立像」(西方寺所蔵、明古堂撮影、横浜市歴史博物館提供)

 横浜市歴史博物館(同市都筑区)で、西方寺(港北区)の門外不出の観音像「木造十一面観音菩薩(ぼさつ)立像」が公開されている。12年に1度だけ開帳される観音像で、同寺の外で公開されるのは初めて。制作された平安時代後期の優美な姿を見ることができる。

 観音像は西方寺観音堂に安置されており、子(ね)年の春のみ開帳している。だが、2011年の東日本大震災で大きく損傷したため、昨年から約1年、修理を実施。その際に、江戸時代に施されたという顔の金箔(きんぱく)や胴体の顔料も取り除き、制作当時に近い姿に戻った。このほど市指定文化財となったことから、同館で一般公開されることになった。

 制作時期は12世紀ごろ。貴族が社会の中心になり、中国からの影響を受けなくなった時期で、観音像にも肩の柔らかい線や浅い彫りなどに当時の文化の特徴が現れているという。

 同館では観音像のみの展示になるため、背中の部分も見ることができる。井上攻(おさむ)副館長は「修復により、作られた当時らしい姿がよみがえった。多くの人に見てほしい」と話す。

 観音像は「横浜市指定・登録文化財展」で展示されている。また、「群集する古墳展」も同時に開かれている。1月8日まで、200円(4日まで休館)。問い合わせは、同館電話045(912)7777。

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